千駄ヶ谷で対症療法と根本治療を組み合せてストレスの原因をも改善する新次元の整体院

整体 マジカルエイド(鍼灸ゴトウ治療院)


オープンなシステム

明治十一年(一八七八)年に「漢洋脚気相撲」という出来事がありました。脚気は「江戸わずらい」と言われて、江戸に多くて、将軍も死んじゃうし二十歳の若者も死んでしまうような死の病だった。
ところが、脚気はヨーロッパにはないんです。これは日本の風土病だという位置付けになった。
それで脚気を治すことが国家的な課題になりました。軍隊にも多発するんで、これは大変だと、何とか治さないといけないっていう時に、当時の政府はものすごい、今では考えられないようなことをやりました。
東京の一ツ橋あたりに官立脚気病院をつくって、西病棟、東病棟と二つの病棟をもうけます。西病棟は西洋医学グループ、東病棟は東洋医学グループで治療する。これは世界で初めての比較対照の視点を採り入れた臨床試験です。
(中略)結果は漢方が優勢だった。漢方の方が治ったんなら漢方がいいじゃないか。それで、「漢方ではどんな治療をしたのか」と聞かれた時に、漢方がおどろくべき返答をした。
「処方内容は秘密です、秘伝ですから全部は教えられません」。政府に一介の医者がこんなことを言った。こんなこと世の中で通るわけない。私がもし、時の政府の衛生行政の担当者だったら、激怒して漢方は切りますよ。
(中略)漢方の世界では、こういう秘密主義がはびこっていました。当時も漢方医療についての本は出版されています。ところがそこでも秘伝については書かれていないんです。書かれていないだけじゃない、本にウソが書かれています。
(中略)一方、西洋医学は教育システムがすごくちゃんとしていた。学校をつくって教育して、十年後には医者が何人できるかちゃんと計算できる。
漢方は弟子入りしてまき割り、飯炊きから始まって、医者になれるかどうかは本人たちの努力しだい。何年でどのくらいの腕の医者ができるか想定できない。計算ができない。明治政府は富国強兵で今でいう計画経済てきなことを考えていましたから、漢方は採用できない、西洋医学でやるしかない。これが西洋医学にきりかわった根本的な原因だった。

「丁先生、漢方って、おもしろいです」丁宗鐡、南伸坊著 朝日新聞出版 14〜15ページ
 

なるほど。これで納得がいきました。
漢方や鍼灸は今でもこの傾向があります。
「秘伝は教えない」
確かに秘伝を滅多に公開しないことで、その秘伝の「品質」を保っていくという意義はあります。
でも、その秘密主義がいつの間にか居場所を失うことにもなります。

私が師事した武道の師匠は、秘伝と言われるものを惜しげもなく教えてくれました。
ただし、それを教えるにふさわしいレベルにある弟子にだけ、という限定つきでした。

このバランスが難儀なところです。

 

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